こんにちは!
ドッグトレーナーの池田です(^-^)ノ
今日は「肛門腺破裂」についてご説明いたします!
〇肛門腺とは?
犬の肛門の左右に肛門腺と呼ばれる退化した臭い袋があります。
ここで肛門嚢を形成しており、
肛門の4時と8時の場所から絞り出すと
独特の臭いを持つ分泌物が出てきます。
〇原因は?
通常は排便の際に
肛門腺を一緒に排泄することが出来ます。
中には自力で排泄することが出来ない子や
溜まりやすい子など個体差があります。
肛門嚢に過剰な貯留を引き起こした状態を
長く放置しておくと細菌感染し炎症が起き、
最終的には皮膚を破って破裂してしまいます。
〇症状は?
お尻を地面でこするようになったり
尻尾やお尻を気にする(痛がる)ようになったりすると
肛門腺に分泌物が貯まっている合図です。
今回は実際に肛門腺破裂で受診した
猫ちゃんのお写真をを2件ご紹介いたします。
こちらが1箇所肛門腺破裂していた
猫ちゃんのお写真です。
続いては2箇所肛門腺破裂していた
猫ちゃんのお写真です。
どちらも痛々しいですね・・・
〇予防方法は?
定期的に肛門腺絞りを行うことです。
自宅で行うのが難しい場合は、
当院で行いますのでご来院下さい。