今年も10月から会員様向けの健康診断がスタートしました。
2ヶ月程度で200件を超える件数で、年々飼い主様の予防に対する意識が上がっている状況です。
さて、健康診断で早期発見が可能となる疾患(無症状で見つかる病気)の代表として、
①慢性腎臓病
②慢性心臓病
があります。
慢性腎臓病を早期で発見するには、飼い主様からの聞き取り、SDMA(血液)、UPC(尿)、超音波検査が重要です。
慢性心臓病は、飼い主様からの聞き取り、心臓の超音波検査による心臓の内部構造の検査および心機能検査が重要です。
上記の疾患に対して、現在無症状での発見は
慢性腎臓病で、7%程度
増せ心臓病では、11%程度
となっています(2020年、当院調べ)
どちらも、食事療法、内科的治療を早くから開始することで健康寿命が伸びることは間違いありません。