こんにちは動物看護師の上田です!
天気の良い日がつづいていますね
さて、今日は当院で入院中のワンちゃんについてお話したいと思います
この子はポメラニアンのエースくんです。まだ生後5ヶ月になったばかりの男の子です
写真で見ると右前足に包帯が巻かれているのが分かると思いますが、
この子は今、骨折のため入院しているところなのです。
下の写真は、エースくんの来院時のレントゲンの写真です。
赤い丸のところです。骨折していることがよくわかりますね
エース君は体重が2.7㎏ほどしかない小型犬です。
そのため前足の骨の太さは10mm程度しかありません。
その折れてしまった細い骨を元の位置に戻し、エース君のサイズに合わせた小さな金属のプレートとネジで固定するという手術でした。
手術は無事に成功!
プレートとネジでしっかりと固定されているのが、下の写真でよくわかると思います
これから、術後の足にギプスを巻き約1ヶ月の入院をします。
骨折の治療は、手術はもちろんですが、術後の管理も非常に重要なのです!
エース君はまだ子犬ちゃんなので、好奇心旺盛で遊びたいざかり!ですが、
骨をきれいに治すには、すこし運動の制限をしてあげなければなりません。
上の写真は、手術後ギプスを巻き、入院室で過ごすエース君です
人が大好きなので、カメラを向けると大喜びです
ごはんもよく食べて、のびのびとすごしています
そして、これが今日のエース君です!
無事にギプスをとることができ、術後の抜糸も終わったので、すっきりしたね
元気いっぱいのエース君、たまらず「遊んで!」
入院している間に、少し顔が大人びたかな?
現在は、折れていた足を使って歩く練習をしています(^^)
大好きなご家族の元に帰るまで、あともう少しだね