お知らせ

外傷治療1


 

現在、里親募集中のキジ猫ちゃんの治療記録です。

 

何かに手を挟まれてしまったのか...。2か月前に痛々しい状態で保護され、来院されました。体重は500gもなく、生後1か月ちょっとの頃です。

指先の痛覚があまりないようで、傷をきれいにしようと触っても反応はありませんでした。

傷ができてからしばらく経っていたのでしょう。皮膚の下には膿が溜まっていて、指先の広範囲が壊死していました。傷の範囲や場所の問題で縫合することもできません。

 

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まずは感染を抑えることから始めました。毎日、洗浄/壊死組織の除去と包帯交換を行うことで、始めは悪臭を伴い、包帯から染み出るほどの浸出液が見られましたが徐々にきれいになりました。

下の写真は治療開始から数日後のものです。皮膚が白いところは壊死していて、痛みもありません。

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さらに1週間ほど経つと、壊死した皮膚ははがれ、骨が露出していますが、浸出液の量やにおいも落ち着いてきました。

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治療記録は外傷治療2へと続きます