犬のけいれん発作が起きる病気に遭遇することがしばしばあります(猫はその20分の1くらいか?)。
いわゆる「てんかん」という病気です。しかし、実際はけいれん発作を生じる病気は数多くあり発作が発症した場合、その原因を精査する必要があります。
① 全身で発作が起きているのか?
② 発作は一時的なものか?また、何分続いたか?
他にもたくさん確認することがありますが、まずはコレが重要!です。
患者様の多くは来院時には症状が消失しており、飼い主様からの詳しい聞き取りが肝となります。ですので、診察を受けられた飼い主様には今後は可能な限り発作が生じたらビデオ撮影を行うようお願いしています。
次は、「何をもってけいれんと疑うのか?」についてです。